創作工房ファクトリーエイト WHITE6 Trade Factory 投資工房

投資はすべきかすべきではないか?

 証券会社ならずとも銀行でも多くの投資商品が出回っている。また、インターネット上でも投資だけで不労所得が得られるかのように喧伝されている。本当に資産を殖やすことができるのだろうか。

 証券会社など営業の話は信用しない方がいい。自分で投資先を徹底的に調べることが、投資で損失を防ぎ、あわよくば資産を殖やすことができるのだから。

株の投資は企業のグランドデザインが肝心

 株で儲けようとしても、株式市場は世界情勢にも影響される。証券会社は入り時や抜け時はよくわかっている。抜け時に顧客に売り、入り時に買う。 投資は個々のの責任においてやるもの。

 ある事例で考えてみよう。証券会社の商品が満期になった時、証券会社は人気の株のセット商品を進めて来た。しかし、その企業には問題を感じたので、別の株を買うことにした。証券会社は負債などの問題から、お勧めできないと言う。

 数ヶ月後、半分に値を下げた。ここで資金があれば追加購入しようとすら思った。そして、また満期の商品が出て、それで追加購入。その後、証券会社が勧めて来た株を購入。

 証券会社が勧めて来た株は50%の損失、自分の意思で購入した株は50%の利益が出た。この例でわかるのは、証券会社が薦める株は損失を出し、自己責任において購入した株が利益を出した。

 購入の決めては、その企業のサービスのグランドデザインから将来性を見たから。当時では常識はずれの性能が実用化されると、今までできなかったことが可能になる…そういった将来性は大きかった。

 このように市場動向と企業のグランドデザインを読み解くと、収益が出る株の買い方ができるのではないだろうか。